「IT」というと必ずと言って良い程、目にする「CCNA」。
数あるIT資格の中での位置付や取得の目的をご案内します。
CCNAはCisco(シスコ)社のネットワーク機器を扱うエンジニアのスキル証明となる資格試験であり、ネットワークの現場で働く技術者や管理者にとって、最も認知度の高い資格試験です。
CCNA試験は、ネットワークの中でも特に、TCP/IPの基礎とルーティング/スイッチングの知識が問われます。
その為、Cisco社製品の使用・不使用に限らず、ネットワークの基礎を学習する為の資格として有名です。
同時に、シスコ製品を操作する知識も問われます。
そのためCCNAは、ネットワークの基本試験資格であり、ネットワークを構築・運用する実践スキルを証明する資格でもあります。
IT系資格取得ならCCNA!
CCNAは他のベンダー資格の中でも就職や転職に有利な資格として位置づけられており、これからIT系職種へ就職・転職希望される方におすすめの資格です。
CCNP | Cisco Systems社のCCNA上位資格。LANおよびWANの導入、設定、およびトラブルシューティングを行う能力を備えていることを認定する資格。CCNA保持者であることが受験資格となる。 |
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LPIC Level1 | Linuxの基本操作、システム管理の基本を中心として、Linuxディストリビューションを利用するために必要な知識を幅広く問う資格。 |
LPIC Level2 | Linuxの応用的なシステム管理やサーバー構築ができるために必要な知識を問う資格。 |
MCP | Windows対応アプリケーションの活用や、クライアント/サーバーおよびイントラネットによるネットワーク再構築といった、マイクロソフトの専門知識と技術力を認定する資格。 |
CCIE | Cisco Systems社の認定資格の中で最高位の資格。ネットワーク技術者として最高の技術と知識を持っていると認定されたことになる。試験はPCでの電子テスト+2日間のラボ実技試験が行われるなど、取得は極めて困難。 |